終活ってよく聞くけど、私はまだしなくても良いよね?
若い人でも終活をすると沢山メリットがあるよ!
最近、終活やエンディングノートが話題になっています
終活のメリットを聞き興味を持ちました
私は今は30代ですが、若くてもできる終活をしてみて
学んだ事を少し記事にさせていただきました
終活とは
終活とは自分の死と向き合うことですが
年代やその人の考え方によって終活の方法は違うそうです
主な終活の内容
・身の回りの整理
・葬儀の準備(葬儀の種類や規模を考える)
・墓の準備(埋葬の種類を決めておく)
・残された家族の為にエンディングノートなどで自分の意思や家の情報などを記載する
などが主な終活の内容です
しかし一度に全部の事を準備するのはとても大変です
まずは自分が亡くなったらどのような葬儀をしてほしいのかを
考えるだけでも充分だと思います
若い人も終活をする意味があるのか
終活は老後にするというイメージがありますが
個人的には若い頃からの終活もお勧めです
若くても終活をするメリット(個人の感想)
・葬儀に対しても知識が沢山増える!
こちらが私が感じた最大のメリットでした
葬儀の種類を調べたり、お墓の種類を決める時に
色々な情報を調べる事によって葬儀に対しての知識がつくので
この先、自分が亡くなる前に
もし喪主になった時でも
知識が無い時よりも慌てずに進める事ができると思います
そして中には明細を出さない高い葬儀社もあるらしいので
葬儀社の勧める葬儀のプランをそのまま行って
予想以上のお金を払う事は避けたいので
早めに知識はつけておいて損はないと思います
終活の仕方⓵:どのぐらいの規模の葬儀をするか決めておく
自分が亡くなった時に、葬儀の規模をどのぐらいにしておくか
決めておいた方が残された家族が困る事がなくなります
葬儀に呼ぶ人数によっても葬儀の金額は大きく変わります
なんで自分が亡くなった時に、葬儀に呼びたい方の
リストをエンディングノートなどに
作っておくと家族も助かると思います
うーん、まずは自分が葬儀に対して
どんな希望があるのかをじっくり考える事が必要だね
今では家族葬や火葬式など少人数でできる葬儀もあります
本人が希望の人数や葬儀の規模を書く事のメリットは
「本人の希望で家族葬で少人数で葬儀を行おうと思います」と
家族がはっきりと言えるようになる事だと思います
終活の仕方②:葬儀社を決める
葬儀に呼ぶ人数でも葬儀費用は変わりますが
どの葬儀社を選ぶかによって
大きく葬儀費用が変わります
突然、亡くなってしまった場合
複数の葬儀社を比較する事は出来ないと思うので
高い葬儀社に頼んでしまう場合もあると思います
なので自分が生きているうちに、葬儀社を比較して
納得した葬儀社を決めておくことをお勧めします
今は事前にパンフレットを請求できる葬儀社が多いです
以前は葬儀の金額の内訳を見せてくれない葬儀社が多かったみたい
今もそんな葬儀社があるから気を付けてね
終活の仕方③:エンディングノートを書く
エンディングノートって何?
もしも自分が亡くなった場合に
自分の希望や意思を遺族に伝える為のノートだよ!
-
葬儀の種類
- 埋葬の方法
- 介護が必要になった場合などの自分の希望
- 契約している公共料金や、銀行口座などの情報
などを記録しておき、残された家族が困らないように
するのが目的です
私がエンディングノートを作って感じたメリットとデメリット
- 家族目線で物事を考えるようになった
- 私自身と旦那が葬儀に対してどう考えているか、あらためて分かった
- 書くのが面倒
1つ1つメリットとデメリットを詳しく紹介させて頂きます
メリット:私にもしもの事があった時の家族目線を想像する事ができた
エンディングノートを書く時に、自分が死んだ時の事を考えてみました
その時に
あっ旦那は家の何処に大事な物があるか分からないかも!!
と思いました
家の事を管理しているのが妻がほとんどの場合
妻がもしもの事があって亡くなった時に
残された旦那は銀行のカードや印鑑の場所や
子供の習い事の電話番号、契約している電気会社なども分からないと思います
前までは私が管理しているからいいやと思っていましたが
エンディングノートを書くようにしてから、
旦那に家の事で分からない事があるか改めて聞き
旦那目線で物事を考えるようになりました
メリット:私自身と旦那が葬儀に対してどう考えているか、あらためて分かった
エンディングノートを書いてみて
旦那と葬儀に対して話し合う事が多くなりました
- 葬儀の規模
- 埋葬方法について
- 亡くなった時に子供にどのぐらい負担とかけたくないか
普段このような内容を話さないので
話し合う機会がもてたのはとても良かったです
デメリット:書くのが面倒、(1度書けば毎年更新するだけでOK)
私がエンディングノートを作って感じたデメリットは
初めは書くのに時間がかかり面倒な事です
私は葬儀や埋葬の知識が全く無かったので調べるのも時間がかかりました
ですがエンディングノートは1度作ってしまえば
後は年に1回や時々更新するだけで問題ありません
エンディングノートの種類について
エンディングノートは
書店などに売られている本やノートのタイプと
インターネットで無料で配布しているのを自宅で印刷して
書き込むタイプがあります
書店などで購入するエンディングノート
書店などで本やノートのタイプのエンディングノートも売られています
ダウンロードや印刷する面倒がありません
表紙を見た時にエンディングノートだと分かりやすく
もしもの時に
家族がすぐにエンディングノートだと気づきやすいのがメリットです
無料配布を印刷したエンディングノート
印刷が出来る環境さえあれば、簡単に用意でき
手軽に始められます
あと自分には必要ないと思ったページは印刷しないなど
自由度が高いのが利点です
こちら私が使っているエンディングノートですが
印刷をした後、まとめてファイルに入れています
A4サイズのファイルだと、
一緒に葬儀社などのパンフレットを入れておく事も可能です
パンフレットを入れるポケットは
100円ショップにも売られています
エンディングノートを配布しているサイト
項目に選択肢が設けておりチェックボックスを塗りつぶしたり
自由記入欄をうめて作るエンディングノートで
葬儀の希望以外にも携帯電話の契約情報や保険など細かく記入できます
私が気に入ったのは簡単な家系図を書けるページです
子供からすると親戚の情報は中々覚えにくいと思うので
いざという時に親戚の関係を確認できるのは心強いなと思いました
百人百想さんのエンディングノートです
無料でPDFとワード形式をダウンロードできるので嬉しいです
自分史を書くページがあり写真を貼る箇所もあるので
凝って作りたい方向けのエンディングノートかもしれません
終活の仕方④:埋葬か自然葬か決めておく(遺骨の納め方)
現在はお墓に埋葬する以外に
自然葬といって自然の中に埋葬や散骨する方法もあります
主な埋葬や自然葬の種類
・お墓
・永大供養
・海洋散骨
・樹木葬
お墓
先祖代々のお墓がある場合や新しくお墓を用意して
遺骨を納めます
代々のお墓が無い場合、
土地とお墓を用意します
墓を建てるには、
・永代使用料
・墓石代
・管理費
などの費用がかかります
費用を払う他、お墓の掃除など
子供や子孫がお墓を管理していかないといけません
永代供養
お寺や霊園が遺骨を管理、供養をしてくれる埋葬方法です
子孫がお墓を継承する必要がありません
管理費用もお墓よりも安いものが多く、家族が負担になりにくいです
海洋散骨
海洋散骨とは火葬した後に遺骨を粉末状にし
海洋上に散布することです
法務省は1991年に海洋散骨に対し
「節度をもった葬送の一つとして行われる限り違法ではない」
と回答しております
なので他人の土地や
海岸の周辺に住まわれている方とトラブルにならないように
配慮しないといけません
遺族のみで散骨を行うのが難しい場合は
海洋散骨を専門に行っている業者があります
散骨の代行だと相場は2万~8万ほどです
一緒に遺族が船に乗り散骨を行うものだと相場は15万~30万以上です
他の埋葬
他にも樹木葬や
宇宙散骨:遺骨をいれたカプセルをロケットで打ち上げる
空中散骨:ヘリコプターやセスナ機で上空から海上に散骨する
など色々な埋葬があります
終活をする時に読んでおきたい本:「0葬」
「0葬 あっさり死ぬ」
終活をする時に読むと為になる本です
日本の葬儀の歴史や宗教事情やなどが分かります
日本では昔から世間体を気にして高い葬儀をする傾向があったそうで
葬儀だけでも外国と比べ日本が以上に高すぎるなど
多くの情報をのせてくれています
終活をする時に読んでほしい本です
私は読むことで葬儀の価値観が変わりました
おわりに
若い時に葬儀や埋葬の事を調べておくと
ある程度の知識がつくので
この先、喪主になった時も役に立つと思います
昔は葬儀の明細書も出さない高い葬儀社が多かったそうです
現在もまれに高い葬儀社があるそうなので
先にしっかりと自分に合った葬儀社を選んでおくと
この先も安心し生活できると思います